【もう疲れた、、】HSP(繊細さん)の方の疲れた時の考え方、楽になる生き方

HSP(繊細さん)
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HSP(繊細さん)は、感受性が高いがゆえにいろいろなことから刺激を受け、感情を左右されやすいですよね。

人付き合いに気を遣い過ぎてしまったり、自分の意見を上手く言えなかったり、、僕自身もHSPであるため、こういった気持ちはとてもよくわかります。

このページではそんなみなさんがもっと楽に過ごせる考え方を紹介していきます!

HSPについての特徴やセルフチェック、共感することで気持ちが楽になる『HSP(繊細さん)あるある』については下記サイトにて紹介しておりますので、興味があれば是非ご覧ください。

HSP(繊細さん)の疲れない考え方や対策とは

  • 深く考え過ぎず、起こった事柄に対してまずは自分の気持ちを受け止める
  • 人付き合いでは、精神面に線を引いてみる
  • 同じ空間に苦手な人がいる場合は、物理的に線を引いてみる
  • 自分の気持ちを大切にする

深く考え過ぎず、起こった事柄に対してまずは自分の気持ちを受け止めてみる

HSPの方は、なにか嫌なことがあった時に、嫌だ・悲しいという自分が感じた気持ちよりも先に、原因は自分にあったんじゃないのか?あの時こうすればよかったのでは?等、自分を責めてしまう傾向があります。

また、ちょっとした事で傷ついた場合、周りの人はこれくらいのことは気にもしていないのに、なぜ自分はこんなに落ち込んでしまうんだろう、こんなことで傷ついている自分が悪いんだ、と、自分に非がある思ってしまいます。

まずは、自分のせいだと思ったり、自分の改善点を探そうとする『原因は自分にある』という考え方を変える意識を持ってみましょう。

改善点を探したり後悔する前に、まずは嫌だな、悲しいなという感情を受け止めてください。そして、自分の中のもう1人の自分に寄り添ってもらい、嫌だったね、悲しかったね、と考えてみましょう。

HSPの方は感情を受け止める前にその先の思考(自己否定や、改善点を探すなど)をします。そこにひとつクッションを設けることが、疲れにくくなるための第1歩なのです。

人付き合いでは、精神面に線を引いてみる

HSP(繊細さん)の方は、さまざまな事からの感受性が高く、特に共感性が高いです。

その為、相手が嫌な気持ちになることを避け、相手が気持ちよく過ごせるように行動する傾向があります。例えば誰かと話をしているときに、相手の求めている返答を察知し、その通りに回答するといったことや、場の雰囲気を壊さないよう、周りに合わせてしまうということです。

また、無意識のうちに相手の表情を見てどんな気持ちでいるかわかってしまうので、常に『嫌われたら嫌だ』という考え方をしている方も多いです。

しかし人間十人十色ですから、苦手な人がいたり、逆に相手から苦手だと思われることが普通ですよね。HSPの方は『嫌われているのではないか』という感情が高まりやすいため、他の人より疲れやすくなってしまうんです。

そのような考えをしている場合はいったん思考を切り替えてください。

目の前の相手に精神をすり減らしてまで合わせて、嫌われないよう振る舞う価値がありますか?そもそも、相手はあなたを嫌な気持ちにさせないようにしてくれますか?

このように、自分だけ与える側ではなく、ギブアンドテイクの関係であると意識してみてください

相手を嫌な気持ちにさせないようにあなたが振る舞うべき相手は、そのように振る舞っていない自然体のあなたを大切にしてくれる人のはずです。

これまでみなさんはいろいろな人に優しさや気遣いを与えすぎました。これからはお互いに優しさや気遣いを与えられる関係のみ大切にしてみましょう。

そのように考え、全ての人間関係を同じように考えるのではなく、大切にすべき関係とそうではない関係に線をひいてみてください。そうすれば、これまでのように人間関係に疲れたり、緊張するということも少なくなりますよ。

同じ空間に苦手な人がいる場合は、物理的に線を引いてみる

これはとても興味深く、すぐに実践できる内容です。

例えば、同じ空間で暮らしているAさんの機嫌が悪かったとします。あなたは感受性が高いためその気配にすぐに気づき、その場に居づらくなってしまいますね。この時、自分がなにかしたのかも、、と考えてしまう方もいるかもしれません。

そんな、他の人の影響を受けている状況の場合、自分とAさんの間に、ティッシュケースやペン、スマホなど何でもいいので物を置いてみてください

そして、自分とAさんの間にある障害物を、空間を分ける線だとイメージするのです。

するとそれだけで、こちら側とAさん側の空間は違うものであり、こちら側にいる限り影響を受ける必要はないと考えることができ、脳もストレスを感じにくくなるのです。

自分の気持ちを大切にする

HSPの方が疲れてしまう原因として、相手に嫌な気持ちをさせたくないがために自分の気持ちを押し殺してしまうということが挙げられます。

これを繰り返していると自分というものを見失い、「私は人に流されてばかりだ」「自分には意思というものが無いのか」などと考えてしまい、心が疲れてしまうんです。

だからといってこれを打開するために「自分の意志を伝える」というのは始めは難しいと思います。

ですから、自分の意志が確かにあったということ実感すれば、自分自身が埋もれてしまい、心が苦しく疲れてしまうこともなくなるはずですよね。

みなさんに試してみてもらいたいのが、人に流されたり、意見を合わせたとしても、その判断は自分の意志で行ったと必ず考えることです。

例えば、「今回はAさんの意見に合わせてが、本当は自分はこう考えていた。しかしAさんの意見に同調したのはこういった理由があったからで、この決断は私の意志で行った」ということです。

上の例文の中で次に大切なのが、「本当はこう考えていた」と振り返ることや、「それに対して自分はどう感じたか」と自分自身に聞いてあげることです。

これであなたの意志は埋もれることなく、間違いなくあなたの中では色濃く存在したことになります。

そう考えると、自分の意志を伝えられなかったとしても、もやもやしたり疲労感を感じることも少なくなるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

僕も実践しているこれらの方法ですが、始めはなんだか難しく感じても、次第にこの考え方に慣れることができるはずです。

人口の8割の方にはなかなか理解されずらいHSPという気質ですが、上手に付き合っていきたいですね。

また他にこういった考え方があれば追記していきますので、ぜひ参考になさってください。

みなさん独自の考えがあれば共有していきたいとも考えておりますで、お教えいただければと思います。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

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